こんにちは!サバ子ブログへようこそ!今回はチャーハンがとっても美味しい「食堂」をご紹介させていただきます。店員さんの対応(特に少し年配の女性)がとても優しく丁寧ですので、初めてローカル店に入る方でも大丈夫だと思えるお店。圓山駅2番出口からゆっくり歩いて10分。孔廟や保安宮を訪れた際にぜひ立ち寄っていただきたい食堂です♪
阿仁炒飯
住所:台北市大同區哈密街45巷2之4號
営業時間:11:00~14:30、17:00~21:00(日休)
電話番号:02-2598-6747
最寄駅:圓山駅2番出口から徒歩7分
カード不可(のはずです)
★お店FBはこちらです(中国語)★
<MEMO>
*ドリンクはお茶&ジュースのみ♪
*土曜のランチ時は相席率高めです♪
外観・赤提灯が目印
日本の中華料理店といえば赤暖簾がポピュラーだと思いますが、ここ「阿仁炒飯」は赤提灯がお客様を出迎えてくれます。住宅街の中、小さな公園の前にひっそり佇むこの店は昭和の雰囲気が漂う地元の方に人気の店。
赤と青が目を引く外観は台湾らしさがぎゅっと詰まっています。個人的にうぐいす色の建物もお気に入り。
店内の様子
入口を正面に左手には8人ほど座れそうな丸テーブルが2卓、その周囲に4人席が5卓ほど配置されていた記憶。こじんまりした店ですので相席になる事もしばしば。店内にテレビがあるのですが、お客様は食事をしながらその日のニュースを観ていています♪
食事を終えたらすぐ店を出る人がほとんどですので、回転が良い印象を受けました。満席の場合もそこまで待つ必要はありませんが、テイクアウトの注文を受けている事も多い為、注文後少々待つ時もあります。
メニューは中国語オンリー
チャーハン専門店ですがその他、炒麺(やきそば)、湯麺(スープ麺)、湯類(スープ)、熱炒(おかず)まで楽しめます。スープ麺はうどん(烏龍)、中華そば(油麺)、平打ち麺(白麺)お粥をチョイスする事が可能。やきそばを注文する場合は3種の麺から1つセレクトしてください。
値段はどれも100元前後でかなりボリューミー。小食の方はお腹を空かせて向かう方が良いと思います。
チャーハンはオリジナル味の場合
1. えび&たまご
2. ソーセージ&たまご
3. 豚肉&たまご、があり
カレーチャーハンは
4. 牛肉がありますよ
(たまごの有無は不明です)
チャーハンは冷めても美味しいので、
テイクアウトして、ホテルで食べるのも
良いかもしれませんね♪
ドリンクはお茶、ジュースのみ冷蔵庫にありますが、アルコール類は取り扱っていません。お酒がすすみそうな料理が多いので、ビールを置いて欲しいと思ったり。
注文したい料理名の横に数量を書き込み、レジへ持っていきます。料金は後払いですが精算する際、電卓をお客様に見せながら計算してくれる姿が良心的。お碗やれんげ、お箸など店内一番奥のテーブルに置かれていますのでセルフでどうぞ。
おススメメニュー・五目カレーチャーハン
こちらがサバ子のおススメチャーハン「什錦咖哩炒飯(五目カレーチャーハン)110元」です。カレーパウダーを使っていて、どこか懐かしい昭和風の仕上がり。隠し味に少々醤油を使っているのかしら?全体的のバランスが絶妙♪
具はエビ、ハム、たまご、葱、玉ねぎが入っているのですが、この玉ねぎの甘さと食感がたまりません。チャーハンには2種のおかずが添えられてますが、この日はコーンとハム、たまごの炒め物と、カリフラワーのニンニク炒めが付いていました。おかずは日替わりですがこの他、豆干(押し豆腐の中華風煮込み)やキャベツ、白菜の炒め物なども多く出没します。
おススメメニュー・中華風エビ雑炊
数名で訪れた際は中華風のお粥を注文してみて下さい。ちょっぴり疲れた胃を優しく包み込んでくれる味付け。こちらは「蝦仁湯麺(エビスープ麺)100元」から「粥」をセレクトしたもの。
あっさりした塩味で、エビや白菜、たまごがたっぷり入っています。スープが多めで「中華風ぞうすい」といった感じ。熱々を口に運べば、胃袋が温かくなるのを感じる事ができます。
スープや軽めのおかずもおススメ
チャーハンと共に注文したいのがスープ。中でもハマグリと針生姜がたっぷり入った「蛤仔薑絲湯(60元)」がおススメ。クリーミーなハマグリの味がぎゅっと凝縮され、生姜の香りが素晴らしいアクセント!体の芯からぽかぽかします。
葱が入った薄焼きたまご「蔥花蛋(50元)」は、シンプルな塩味!カットしたたまごにチャーハンをくるんと包んで食べてもなかなかです。
台湾風冷奴?と呼びたい「皮蛋豆腐(40元)」は、ねっとりしたピータンの上に鰹節と、あまじょっぱい醤油だれが掛かっています。冷たい豆腐との相性も抜群です♪
夕方に訪れると地元の方は、おかずとごはんを楽しむ方をよく見掛けます。1口サイズの牛肉を沙茶ソースで炒めた「沙茶炒牛肉(140元)」や、豆鼓ソースを使って牡蠣と豆腐を煮込んだ「豆鼓炒鮮蚵(120元)」などが人気の様です。
余談ですが台湾では食べ終わった貝の殻や骨を入れる「小皿」が無い事が多く、テーブルにティッシュを敷きその上に殻などを置く方をよく見かけます。これはマナー違反などではありませんので驚かない様にしてくださいね。
サバ子の感想
食堂のすぐ傍にある孔廟や保安宮へ行く時、この店に立ち寄るのが楽しみの私。食後ゆっくり参拝するか?まずは腹ごしらえをした後参拝するか?自身の胃袋と相談しながら訪れてみてください。このエリアは台北市内でも下町のイメージが残る一角、都会で見る事のできない雰囲気を味わえると思います。台北を訪れる際は是非立ち寄っていただきたいと思えるオススメの食堂です。
by:サバ子