こんにちは!サバ子ブログへようこそ!台北のすぐお隣の街、新北市中和というエリアにミャンマー街(緬甸街)があるのをご存知でしょうか?ここはミャンマーから台北に移民して来た方々や、ミャンマーに住んでいた華僑の方々が多く暮らしている場所で「華新街」や「南洋觀光美食街」とも呼ばれています。ミャンマー料理店をはじめ、タイ、ベトナム、雲南、インド料理店などがずらりと立ち並び、ふらり歩くだけで旅をしている様な気持ちになれるそれはそれは素敵なスポット。
今回はこのミャンマー街の様子や、入口近くにあるミャンマー式喫茶店で飲んだミルクティー&スイーツをご紹介いたします♪
ミャンマー街への行き方
最寄駅は中和新盧線(オレンジ色のライン)最終駅の南勢角。台北からちょっと遠い?と感じる方も多いかと思いますが、東門駅から約15分ほどで南勢角に到着、実は想像より近いのです。
4番出口を出てレンタサイクル広場を通り、水色矢印の方向に向かいます。ここから真っ直ぐ歩くこと約12分の場所にミャンマー街があります。
後ほどご紹介させていただく喫茶店は、ミャンマー街入口のすぐ手前にあります。
喫茶店を通り過ぎ、この先を左折したところが入口。
到着した時点では台北の下町を歩いているイメージ。本当にここかな?と感じるのですが、100メートルほど歩くと徐々に雰囲気が変わっていくのです。
カラフルな看板が目に飛び込んだ時点で、この街の魅力を楽しむ事ができます。
ミャンマー街を歩く
私が訪れたのは日曜の夕方4時前くらい。休憩中のお店が多かったのですが、店先で女性がパワフルに料理の下準備をしている姿も見掛けました。
小さなミャンマー式喫茶店が何軒かありましたが、くつろぎながらお喋りしているのは年配の男性たち。こういう光景はやはり東南アジア!歩きながらじわじわテンションもアップします。國語(北京語)は勿論、台湾語に似た外国語?まで耳に入ってくるので、まるでアジアのどこかを旅している様な感覚になるのです。それが心地よく楽しくて仕方ありません。
2つの小さな食堂でメニューの写真も撮らせていただきました。何が書かれてあるか全く読めないのですが、文字がまるっとしていてまるで記号。どの字もいちいち可愛いのです。
中国語メニュー、写真付きメニューもありました。
ミャンマー街はゆっくり歩けば15分ほどでチェックが終わるくらいコンパクト。ちなみに入口で見逃していた「南洋觀光美食街」の看板は、反対側の出口でも見付ける事ができました。
お惣菜やお菓子を販売する店も2軒ほど見付けました。もう少し早めの時間に訪れると更に多くのおかずをチェック出来たかもしれません。
小さなスーパーもチェック!
途中立ち寄った小さなスーパー(赤い看板のお店)
入口では香辛料やライスペーパー、フォーなどを販売、店内冷蔵庫の中にはエスニック料理でよく使う干しえびや、小さな唐辛子なども販売していました。ここで真剣に調味料をチェックするお客様はベトナムの女性。それが分かった理由は調味料の使い方を質問したから(笑)台湾に移り住んだ人々が、故郷の味を自宅で楽しむ気持ちは私自身すごく理解できるので、話がとても盛り上がりました。
個人的にすごく興味を持ったのがこの授業。近くに住む方のみ参加できるのでしょうか?気になります。
自宅近くにこの様なクラスがあるのか、確認しようと思いました♪
緬甸小吃店/緬甸拉茶店
散策が終わった後、チェックしていたミャンマー式喫茶店に戻りました。こちらのお店もおしゃべりしながらお茶を楽しむ人は80%が男性のお客様。
中国語とミャンマー語が書かれたメニュー。
住所:新北市中和區興南路二段35號
営業時間:06:00~17:00(月休)
電話番号:02-8942-2577
最寄り駅:南勢角(中和新盧線)、4番出口から徒歩10分
<MEMO>
*しょっぱい系のパイが食べたい場合は、早めの時間に訪れる方が良い気がしました。
ミルクティーと優しいオーナーにほっこり
入口ガラスケース前で注文し「内用(ネイヨン→店内で食べるという意味)」と伝えると、オーナーが微笑みながら希望の甘さを確認してくれます。座って待ってて!と言われ椅子に腰掛けると、彼はコップを2つ取り出しました。それを見た瞬間あーっと思い写真を撮っても良いか確認することに。
あはは!と笑いながら「どうぞどうぞ」と
言ってくれたオーナー♪
これでもかー!というくらい何度も
MIXしてくれました。
出来上がったミルクティーがこちら、これで1杯40元。スイーツはココナッツミルクで作ったゼリー(椰漿洋菜粉凍・15元)をセレクト。とても弾力があり食感はまるでこんにゃく!初めて食べる味に少々驚きました。濃厚ですが甘さは控えめでした。
お茶を飲みながらオーナーと少しお喋り。この貼紙が気になって意味を聞いたところ「蛇口?が壊れているので、お湯を入れる際は注意してください」という内容だとか。私には人が体操しているイラストにしか見えなかったのですが本当に可愛い文字!
反対側の道路からお店全体の写真も撮ってみました。車がびゅんびゅん走るのでこの様な1枚(笑)、このお店で他に気になったメニューはチキンカレーパイ。次は夕方ではなく昼前に遊びに行こうと思います!
サバ子の感想
「台湾で見つける東南アジア(+時々異国)」初回はミャンマーにフォーカスしてみました。これからも店内に入っただけで異国を肌で感じる事が出きるディープだけどハードル低めな食堂や、まるでGAIKOKU~と感じるスポットをシリーズでご紹介させていただきたいと思っています。
台湾リピーターさんや私の様にアジア好きな方に訪れていただきたいと思える「ミャンマー街」、次の台湾旅行で時間があれば立ち寄ってみてくださいね♪
by:サバ子