今日は数年ぶりに食べた麺線をご紹介させていただきたいと思います。台北で麺線(台湾風にゅうめん?)と言えば西門町にある阿宗麺線かもしれませんが、今日のお店はこの麺線を座ってゆっくり食べる事ができるのです。龍山駅からぶらぶら歩いて(風景の写真を撮ったりしても)10分以内の場所にあります。
お店の名前は「陳記専業腸蚵麵線」ものすごーくローカルな雰囲気がぷんぷん漂ってますが、私はこういうエリアも嫌いではありません。ただ夜一人でこの周辺を歩くとなると、ちーょっと怖いと感じるのが本音。
実際私は夕方6時半頃ここを一人で訪れましたが、早歩きしました。観光で立ち寄る際は?出来るだけ明るい時間に足を運んだ方がえぇかなと思います。
メニューは至ってシンプル!サイズは小・大オンリー。具はミックス(牡蠣&モツ)、牡蠣だけ、大腸(モツ)だけの3種類のみ。具はいらんー!麺だけ食べたいーと思う方は清麺線をどうぞ。
注文と同時にお支払いを済ませ、麺線が渡されるのを待ちます。お店では女性1名が入り口で黙々と働いているのですが、この方が素晴らしく優しかった。
麺線を結構真剣に撮っていたら、お姉さんが笑いながらポーズを取ってくれたり、お鍋も撮る?と言ってくれたり(←それが、この写真です)
観光で1人台北を旅する楽しそうな人に見えたそうです。こういう風に話しかけてくれるところも、下町の優しさが残っていてめっちゃえぇなぁと思いました。
テーブルの上には黒酢(でもちょっと独特の香りがあります)、唐辛子が置いてますので、お好みで入れちゃってください。私は今回オリジナルの味を確認したかったので何も入れずいただきました。
私は運良く店内で食べる事ができましたが、満席の場合店頭にあるテーブルに座ってくださいね。
一口目、うーんちょっと薄いかな?というのが第一印象。でもまろやかで優しい味です。かつおベースの出汁でしっとりマイルドと言えば分かりやすいかな?
2口目、3口目と食べるうちに、味にも慣れて「うーん!おいしい!」に変化、牡蠣がごろごろ入ってるし、この牡蠣がつるんとして食べやすい。何よりB級グルメですが、ちゃんと座って食べられるところがかなりポイント高め。小でもかなりのボリュームやと思いました。
この近くに足を運んだ時はまた立ち寄りたいなぁと思えるお店やなーと感じました。久々に食べた麺線でしたが、食べ終わった後非常に満腹で幸せ。最後に先ほどの女性へちゃんと「ごちそうさまでしたー」と伝え、お店を出ました。
ちなみにごちそうさまという日本語、中国語で話す時ちょっとニュアンスが違うのよねーと私は勝手に感じています。なので実際にはこの様に言いました。
謝謝♪太好吃了(シェ・シェ・タイ・ハオ・チー・ラ)
(めっちゃ美味しかった!と意味です)
時と場合により気持ちの伝え方は更に変化しますが、この時の私の気持ちはこの言葉でした。体も心もあたたまる、幸せなごはんほんまにありがとうございました。
龍山寺は台湾(台北)旅行できっと訪れるであろう観光地。という事でこのお店をご紹介させていただきました。そして朝結構早い時間から営業しているのも嬉しいですね。
お店:陳記専業腸蚵麵線
住所:台北市萬華區和平西路三段166號
電話: 02-2304-1979
営業時間:06:30~19:30