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【台北の遺跡や建築を巡る②】美濃泰涼のドーナツ&長い歴史を感じる陳悅記祖宅(老師府)を見学♪

台北市内にある美しい建築物

こんにちは、サバ子ブログへようこそ!孔廟近くを巡るシリーズ。前回は大龍國小の素敵な校舎や、ミルクティーが人気のドリンクスタンドをご紹介いたしました。

今回はこのすぐ近くにあるドーナツ店と、古い建築物が大好きな方におススメの陳悅記祖宅(老師府)をご案内。それでは早速始めたいと思います♥

美濃泰涼&陳悅記祖宅(老師府)

お店:美濃泰涼台北店
住所:台北市大同區哈密街59巷21弄13-1號
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜
電話番号:0966-636-188
最寄駅:圓山駅2番出口から徒歩10分
<MEMO>
こちらの店も中国語オンリーですが、ほんわかした店員さんが対応してくれるので安心!冬瓜レモンティーやパイナップルティーなどのドリンクも販売しています♪

陳悅記祖宅(老師府)
住所:台北市大同區延平北路四段231號
最寄駅:圓山駅2番出口から徒歩25分
<MEMO>
ドーナツ店&ミルクティー店から徒歩約15分です。

自由に見学出来ますが、敷地内は一般住宅もありますので、住民の方の迷惑にならないよう、心掛けたいですね。

小米(あわ)で作るドーナツ

大龍國小のすぐ裏に佇む「美濃泰涼台北店」は、高雄市美濃区に本店を構える、創業50年の歴史を持つ店。

ドーナツは小米(あわ)で作られていて、結構ずっしりもっちり系。白糖・黒糖・椒鹽(塩コショウ)・肉桂(シナモン)梅粉(台湾ではグアバなどのフルーツに掛ける粉)からパウダーを選べます。

注文を受けてからパウダーを絡めるスタイル。運が良ければ揚げたて熱々を楽しむ事ができます♪

私はオーソドックスな白糖をセレクト!もっちり+ちょっと固めのドーナツは、どこか懐かしい昭和の香りが。遥か昔おやつの時間に食べた「喫茶店のホットケーキ」にも似たねっとり感!

イートインスペースが無い為、ほとんどの方が目の前の公園に座り、ドーナツやドリンクを味わっていました。

大きな空の下ぱくっと食べるおやつは、散策途中のリフレッシュにぴったり。まとめて買ってお裾分けしたくなる様なドーナツでした♪

ドーナツは

(火~金)午後12時から

(土・日)午前10時から

数量限定で販売しています。

台湾・三級古跡の入口に到着

信義区や大安区とは明らかに空気が異なり、低層ビルが立ち並ぶ下町の住宅街。一昔前にタイムスリップしたかの様な風景が目に飛び込んできます。

ノスタルジックな雰囲気~♪

ゆっくり歩く事約15分、女性が立っている歩道の先(黄色いタクシーの左側あたり)に入口があります。

やっと到着~♪

陳悅記祖宅と記載しましたが、多くの方は老師府(ラオ・シー・フー)と呼んでいます。1807年に建てられ、台湾の三級史跡に指定されています。清の時代だった1859年・高級公務員試験を受け(←今風に説明すればこの様な試験)見事合格した「陳維英氏」が生まれ育った家です。

とにかく難易度が高過ぎる試験で、中国全土から集まった優秀な人材が受験します。合格できるのはたった30数名。陳維英氏は48歳でこの試験にチャレンジし見事合格!ちなみに台湾出身の合格者は、彼を含め3名だけだったそうです。

敷地内の建物は一見廃墟の様にも見えます。この写真(↑)正面の白い壁の建物&左側一番奥にある建物(外観のみ)が見学OKだそうです。

また右へ少し進むと、旗を掲げる為に造られた石碑?「石旗竿」を見る事ができます。実は…この石旗竿がしっかり残っていたお陰で、1985年に政府より三級史跡として認可されたそうです。

歴史の重みを感じた建物♪

まずは左奥の廃墟?みたいな建物をチェック。公館廳と呼ばれています。地元の方が見学に来ているのか?バイクが結構停めてありました。

写真右側、植木鉢が置いてある網戸の建物が住居ですので、前を通る時は静かに歩いてくださいね。

レンガとタイルの組み合わせにドキドキ♪

長い歴史を感じる屋根、時が止まったかの様な?錯覚。清の時代の状況は全く知らないけど、タイムスリップした様な感覚。

凛とした風が流れる建物♪

次は入口正面・白い壁の建物、公媽廳に向かいます。

中はすごくコンパクト!真っ先に目に飛び込んできたのが「文魁」と描かれた大きな額?これは当時の台湾が、学識の高い人物だけに贈っていた素晴らしい賞で、陳維英氏の一番上の兄「陳維藻氏」が1825年に受賞したもの。

奥へ進むと次は「外翰」の額が。豊富な知識を持つ人物にのみ与えられる賞で、陳維英氏本人が受賞したもの。ちなみにこちらは、中国から贈られる名誉ある賞だそうです。

静寂という言葉がぴったり♪

ひっそり・静かな空気に包まれていました。さて!最後に向かう場所は、旗を掲げる為に造られた石碑です♪

まるで煙突みたいな石碑♪

こちらが石旗竿。高さ3メートルほどあるでしょうか?高級公務員試験に合格した人へのみ贈られるもの。上の部分が木?で作られ、土台の石とセットになったものだとか。

実は家でじっくり写真を見て納得した私(笑!)

台湾出身の合格者は3名だと触れましたが、この石碑?がセットで残っているのは、陳悅記祖宅(老師府)だけという事で、三級史跡として認められたそうです。

サバ子の感想

建築巡りのお陰で、小さな知識が増えました。古い建物を眺めながら当時の人々の生活を想像する…。正直ものすごくわくわくしちゃいます!孔廟エリアを歩くシリーズ、最後となる次はもう少しコンパクトにまとめてみたいと思います♪

by:サバ子

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