こんにちは!サバ子ブログへようこそ!台湾ではちょっと有名な熱炒店こと、台湾風居酒屋「阿才的店」。数年前に日本のテレビ番組で紹介されてから、外国のお客様もぐっーと増えました。以前の店舗は確かに入りにくいイメージがありましたが、リニューアル後は見た目もすっかり変わり、入りにくいお店ではなくなったのです。
場所は東門駅2番出口から歩いて約12分、仁愛路沿いにあります。外観を見ていただいても分かる様にちょっぴりシックでモダンな雰囲気を醸し出しています。しかしお料理の味、たまーに怖いなぁと感じるオーナーさん(女性)の愛がこもったサービスは昔のままです(笑!)今回はこちらの店で是非お試しいただきたい、サバ子オススメ料理をご紹介させていただきます。
阿才的店
住所:台北市中正區仁愛路二段26號→八德路二段323號
営業時間:(日~木)17:00~01:00(月休)
電話番号:02-2356-9109
最寄駅:東門駅&忠孝新生駅から徒歩約12分
→南京復興駅から徒歩8分
→忠孝復興駅から徒歩12分
(2023.8/8 追記)
現在のお店の外観はこちらです。
2023
<MEMO>
*何を注文してもおいしい!味付けはちょっと濃い目?
*日本語は通じませんが、日本語メニューがあります!
店内の様子
昔の店にディスプレイされてあった小物たちはそのまま残っています。1階は大きな円卓テーブルと、4~6人席があります。
地下1階に降りると左手に(たたみ)と呼ばれる席があります。サバ子は台湾にやって来てから、全く正座をしなくなったのでこの席でゆっくり食事を楽しむのは正直苦しかったです。
(お詫び)店内が非常に薄暗いので写真の画質が良くないこと、何卒お許しください。
地下1階の一番奥の場所に置かれているテレビも昔の店にあったもの。また店内は様々な映画ポスターが飾られています。
ちなみにこちらのお店、週末夜はかなり混み合いますので予約を入れる様にしてください(←出来る限りです)、またその際は地下1階の丸テーブルで!とお願いした方がベストかもです。
実はサバ子、今まで数回事前予約の希望を忘れられてしまった事があります(笑!)
本来なら「もうっ!」と怒ってしまいそうなのですが、こういう所も全て「台湾あるあるだなぁ~」と緩い気持ちで許せちゃうのです。「忙しいから仕方ないよね」と感じてしまえるところも、私にとってはこの店の魅力なのかもしれません。あくまで個人的な意見ですが。
オススメ料理・ピンロウの花の和えもの
涼拌檳榔花 / (小・180元)
これ!これが絶品です!ピリリとした辛さとシャキシャキした食感がたまらない1皿。毎回少人数で訪れる為「小」を注文するのですが、一人で「大」をぺろりと食べられるだろうなぁと思うほど美味なのです!
ただし葱の香りが口の中に残りますのでご注意を!酸っぱさとさりげない辛さが食欲をそそります。そしてどこかで食べた事のある味付けだなぁと感じる方も多いかもしれません。サバ子もそのうちの一人です。この店を訪れた際は迷わずこちらを注文してみてください。
オススメ料理・サクサク揚げパン+カキと野菜のあんかけ
油條蚵仔/(小・240元)
昔の店から人気のメニューはこちら!ちょっと濃いかな?と感じる仕上りのカキ入り五目あんかけ。パプリカの食感の良さも最高なのですが、あんかけの下に大きめにざくっとカットされたサクサク油條(中華風揚げパン)がたっぷり敷かれているのです。これが最高!とっても美味しいのですが、突然満腹になってしまうおかずでもあります。ビールをぐびび!と飲みたくなる危険な一皿。このお店を代表するメニューではないかな?と訪れる度に感じます。
さてここからは、メニューをじっくりチェックしてみてください♪今すぐ訪れたくなる魅力的な料理がいっぱいです!
日本語メニューもあります
こちらの店の店員さんはお客様が日本の方だとわかれば、すぐ日本語メニューを持ってきてくれます。このメニューには価格が記載されていませんが、中国語メニューに書かれた漢字を探しながらチェックしてみてください。そして優しさ溢れる値段設定にも感動するかと思います。
肝心の中国語メニューはこちら。ほとんどのお皿に「小または大サイズ」があるのがありがたいですね。ちなみに2~3名で訪れれば小を3,4皿注文すれば問題ないかと思います(私は食べる量が少ないのと、お酒を結構飲むので毎回3皿程度注文しています)
写真はありませんがビールは冷蔵庫から自分で取ればOK。また数本飲めば黄色いビールケースを持ってきてくれます。ノンアルコール系ドリンクは甘めのグアバジュースやオレンジジュース、お茶や水などがあった記憶。その他お酒は「紹興酒」が、3種類ほどあり、1本600元~だそうです。(2020年、2月現在の価格です)
その方がセレクトした1皿がこちら。鶏もも肉の花雕酒煮込み(冷製)さっぱりしていて箸休めにぴったりの爽やかな料理。
花雕雞腿(小・220元)
サバ子が苦手とする骨付きの鶏肉ではないのところもポイント高め。様々な方とこのお店を訪れると、自身がセレクトする事の無い1皿を味わう事ができるのも楽しみのひとつ。あっさり香り高い「鶏もも肉」の下にはたっぷりの生姜が隠れています!
オススメ料理・牛モツのトマト煮
阿才牛三寶(小・300元)
とろとろに煮込まれた牛モツ(スジ、ハチノス)そして頬肉?を煮込んだもの。こってりしている様に見えますが、ざっくり大きくカットされたトマトが入っていて、ちょっと洋風かな?不思議な味なのです。
こちらは確実に白いごはんが欲しくなる1品。ちなみにお店が満席で忙しい時は、1階厨房前の空間(テーブル奥)で大きな鍋を使用し、こういった煮込み料理を作っています。
蛤蜊絲瓜(値段の記載は無し!200元ほどかと)
私が全くフォーカスしていなかった1品。ヘチマの炒めもの(鍋の下にはまぐりが入っています)
柔らかいとろりとしたヘチマと生姜の香りのバランスが最高!あっさり塩味に仕上げられています。女性が好きそうなイメージのおかずかな?体を温めたい時にいただきたい1品だと思いました。
オススメ料理・イカのくちばしの素揚げ
鹽酥龍珠(小・260元)
見た目コロンとしていますが、弾力のある食感がたまりません。くちばしを食べ終わった後、ピーナッツがお酒のつまみに変身してくれるのも嬉しいです。
*日本で食べる機会が無いので、ぜひチャレンジしてください!*
比較的海が近い場所で育ったサバ子ですが、台湾にやって来るまで食べた事のなかった食材。食感が鶏の軟骨の様でとっても美味しい!台湾を訪れた際はチャレンジしていただきたい1皿です。
サバ子の感想
冒頭でも触れましたが、店員さんの威圧感やサービスは(←すみません!良い意味も悪い意味もトータルした感想です)正直「運!」かもしれませんが、実はとっても優しく温かいオーナーです♪
個人的にはこの様に個性溢れる店は結構好きかな?全ての料理を制覇した事は無いのですが、様々なおかずにチャレンジしたからこそ美味しさも理解できますし、昔のお店を知っているからこそ更に通い詰めたくなる熱炒店なのです。
非常に入りやすくなり美しく変貌した「阿才的店」で、昔ながらの雰囲気&台湾の一般家庭で食べる様な「台湾風おかず」をお楽しみいただきたいと思い、今回ご紹介させていただきました。美味しいご飯&美味しいビールを飲みたい時に是非訪れてみてくださいね♪
by:サバ子